
「今は効率優先で、かつてないほど緊張度が高まっている時代。こうした"競争と不信感"がべースの世の中に適応しようとすると無理が生じるのは当然で、知らず知らずにそれがたまってきます。そんな中で頑張っている自分が、かわいそうで、いとおしいと思いませんか」(於保さん)。
この無理に気づき、ストレスをためないためには「"自分との関係"を良くすること」というのが、於保さんの提案だ。
自分の中には2人の自分"大人の自分"と"子供の自分"がいる。"大人の自分"というのは、道理をわきまえ、まじめで頑張り屋で、人に合わせ、堅苦しい、という側面を持つ自分。