さて、今度5月31日の講座では、前回人気だった染めのワークショップを行います。
この記事では、ベンガラ染めについての詳細を紹介します。
<ベンガラ染めとは>
ベンガラとは、土から取れる成分(酸化鉄)です。媒染剤や火を使わず、少量の水で揉み込んで染める省エネルギーな染色です。日本の暮らしにも古くから根付いている素材で、陶器から家屋のベンガラ塗りまで様々な用途で使われてきました。日光による褪色がないことも特徴で、人体にとって優しく無害であることから、天然繊維の染色、オーガニックコットン製品にも使われています。
<ベンガラ染めは生命力を上げる!?>
人は「土から離れては生きられないのよ!」とはラピュタでシータが放った、力強く本質をついたセリフですが、本当にその通りで、人間は土から離れた分だけ、生命力が弱くなっていると言えます。
なるべく、土の素材に触れるということ、それも、肌、皮膚で触れることによって、実は自分の生命力を強くする。
土からとれる成分で洋服などを染め、日々触れることは、より地に足を付け、身体の感覚に寄り添うことに繋がります。ベンガラ染めなとの天然染めのものや、自然素材のものを身につけると、不思議と呼吸も深くなるようです。
生命を癒し、蘇生させる力が、大地や自然にはあるのです。
<染めるものガイド>
1.染めるものは、大きすぎないものだったらなんでもオーケー。
2.ストールや靴下、腹巻やレッグウォーマー、肌着や下着などなど、可能性は無限大。
3.講座には、それぞれ自分が染めたいものを持ってきていただきます。
4.色が白いもの(アイボリーぐらいだったら大丈夫)。
5.買わずとも、すでに持っているものでも構いません。その場合、必ず洗濯済の、清潔なものをお持ちください。
6.素材は、綿・リネン・麻・紙・レーヨン・ウール・シルクなどを染めることができます。
自分の大切な肌に着させてあげるものなので、おすすめは、綿100%のものやナチュラル素材のものです。
どこで買っていいかわからない方は、以下のお店を参考にしてみてください。
<お店ガイド>
Akomeyaという雑貨屋さんには、オーガニックコットンやシルク100%の、肌着、レッグウォーマー、アームカバーや靴下がたくさん。光子先生が愛用しているようです。
https://www.akomeya.jp/shop/c/c5816/
香峰子先生は、こちらのシルクの靴下や下着を愛用しているそう。
https://es-creation.com/
しまむら(高田馬場駅から徒歩2分)では、オーガニック素材配合(100%ではない)の、しめつけない靴下などなどが、取り扱われています。
無印良品にも、天然素材混や天然素材の、靴下やレッグウォーマーなどが取り扱われているようです。
ネットでも近年では、よりお手頃に、天然素材のものがたくさん売られているようです。
参考までに、見てみてくださいね☆