オボクリニックでは、自分関係を良くすることをお伝えしています。
自分関係とは、大人の自分(思考)と子どもの自分(感覚)の二人の関係性のことです。
子どもの自分(インナーチャイルド)は、快か不快かで、自分の感覚を教えてくれます。
ーこの部屋は暑くて寝苦しく、不快だ
ー満員電車で混んでいて、不快だ
ーこの食べ物はおいしくて、快だ
インナーチャイルドの声が聴こえませんというご相談をいただいたことがあるのですが、そのような時は、「身体は今どう感じてる?」と身体の感覚に意識を向けてみてください。
インナーチャイルドは感覚なので、身体の感覚で深く反映してくれます。
子どもの自分は、快か不快かなのですが、大人の自分は、子どもの自分の声を無視してしまうことがあります。
例えば、満員電車は心地よくないと感じているが、「これに乗らないと会社には行けないから我慢が当たり前だ」と思考で言い聞かせて、自分の感覚に耳を傾けることはしなかったり。
だんだんストレスが重なると、身体に反応が出てきます。人によっては、蕁麻疹や胃の不快感、喉の締め付け感など。
このような身体の反応が出てきたら、かなり抑圧している状態ですね。
本当は、このような身体の反応が出てくる前に、自分の感覚に気付けたらいいですね。
もし、電車に乗っていて、隣の人がぶつかったときに「嫌だ」「イライラした」と感じた、ということがあったら、その「嫌だ」をしっかり共感・肯定していく。
「わざとぶつかったわけじゃないんだから、イライラしないようにしよう」などとすると、これは、子どもの自分の抑圧になってしまいます。
イライラを相手にぶつけるかどうかではなく、「今嫌だと感じた」「今イライラを感じた」という自分の”感覚の肯定”をするということが大切なのです。
日常の中での小さな感覚。
この小さな「快・不快」の感覚を、思考で抑圧していませんか?
身体は思っている以上に、素直に教えてくれているものです。
一瞬身体がざわっとしたり、身体がこわばったり。
感覚を思考で抑圧すると、我慢が当たり前になり、身体の反応も鈍くなります。
不快というのは、感じないように抑圧しがちですが、
心の中で、自分の感覚に「嫌だったよね」「苦しかったよね」と身体に触れながら伝えてあげるだけでも、自分に優しいですね。
声に出せるときは、「嫌だね」と声に出しながら、深く共感していくのもおすすめです。
感覚は、ご自身にしかわからないものです。
自分自身が、誰よりも自分の感じていることに味方してあげることが、良好な自分関係に大切なことですね。
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